IIFの目指すサステナビリティ
ESGマテリアリティとKPI
IIFは資産運用会社の方針を受け、これまでもサステナビリティ委員会を通じて、サステナビリティのビジョン・目標について検討し、実現すべく取り組んできました。ESGへの関心が高まる中、各ステークホルダーとの対話や協働で取り組みを行うにあたり、サステナビリティ課題に係るマテリアリティを特定し、可視化することで、より明確になるものと考えています。特定にあたっては、資産運用会社における企業理念や環境憲章をもとに、SDGsの考え方も取り入れています。
重要度 ★★★
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最重要なESG マテリアリティ |
目標 | KPI | リスク | 機会 | 関連性の強い SDGs |
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サステナビリティ認証 への対応 |
環境認証取得割合の向上 |
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サステナビリティを評価軸に持つテナントや投資家からの評価低下 |
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GRESBなど外部評価機関への参加を通じたサステナビリティ活動の改善実施 |
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建物のレジリエンス | 防災対策の実施 | 緊急連絡網の整備 100% | 災害後の復旧・補償などの費用増大 | 物件の競争力向上 |
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気候変動対応 | CO2排出量の削減 |
2015年対比 原単位*ベース ▲50%削減 (目標年:2030年) |
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エネルギーの効率的利用によるコスト削減 |
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エネルギー効率 | エネルギー使用量改善 |
電力 2015年対比 原単位*ベース ▲30%削減 (目標年:2030年) |
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エネルギーの効率的利用によるコスト削減 |
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再生可能エネルギーの導入 |
直接管理物件における再生可能エネルギー由来の電力調達への切換え (目標年:2030年) |
重要度 ★★
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重要なESG マテリアリティ |
目標 | KPI | リスク | 機会 | 関連性の強い SDGs |
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水効率 | 水使用量の削減 | 2015年対比 原単位*ベース±0% (目標年:2030年) |
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水使用量削減によるコスト削減 |
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地域コミュニティとの 協働 |
地域イベントへの 敷地提供 |
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* 延床面積(稼働状況考慮後)を以て算出しています
ESGに配慮したIIFのサステナビリティ
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E環境 | |||
目標 貢献しているSDGs | 主な取り組み | 社会的メリット | 会社的メリット |
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環境負荷の低減
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CO2排出量の抑制 ・照明のLED化 ・空調省エネ機器への更新 ・太陽光パネル設置 ・ESCO事業 ・グリーンリース 水の効率的利用推進 ・中水の敷地内利用 ・節水トイレ設置 |
・環境負荷の低減 | ・NOI向上 ・テナントパートナーシップ強化 ・施設価値の向上 |
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S社会 | |||
目標 貢献しているSDGs | 主な取り組み | 社会的メリット | 会社的メリット |
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日本の産業を支え社会に貢献する
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テナント従業員の健康と快適性向上 ・従業員休憩室の増設 防災対策 ・テナント向け蓄電池設置 ・ライフライン設備の提供 ・中水の災害時生活用水等への利用 ・防水板の設置 地域社会への貢献と環境意識の啓発 ・テナント勉強会の実施 ・施設の緑化 ・地域イベントへの敷地提供 ・施設見学会開催 ・PRE案件への出資 |
・共生社会の実現 ・地域コミュニティ・経済の活性化 ・持続可能な社会の実現 |
・テナントパートナーシップの強化 ・建物のレジリエンス強化 ・施設認知度向上 |
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Gガバナンス | |||
目標 貢献しているSDGs | 主な取り組み | 社会的メリット | 会社的メリット |
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すべてのステークホルダーのための健全な資産運用の実践
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コーポレートガバナンス体制の徹底 ・投資主総会・役員会・会計監査人による統治機関 ・管理報酬の透明性 ・意思決定の透明性 ・コンプライアンス意識の徹底 ・反社会的勢力の排除 ・受託者責任の追及 ステークホルダーへの情報開示 ・適時開示・任意開示・IR活動 ・ESG投資家への情報開示 投資主価値の最大化 ・国際イニシアティブへの署名・参加 ・外部評価・認証の取得 |
・健全な市場の維持・発展 | ・健全・効率的な資産運用の実践 ・投資家層の拡大 |